そろそろ本気で検討すべき?システム運用のアウトソーシングを検討しませんか?

新型コロナウイルスの次の感染拡大にも引き続き警戒が必要な中、当面は続くこの状況にどう対応していくべきか?2020年度中は何とか無理を重ねて乗り切れたとしても、そろそろ中長期的な視野で考えるべきタイミングでしょう。システム運用を見直すなら、アウトソーシングという確実なソリューションがあります。

コストダウンや省力化、人材確保のさらなるプレッシャー

パンデミックが、従来のビジネススタイルのさまざまな課題を浮き彫りにしたのは、皆さん承知の通りです。人が処理する非効率な作業、属人化しすぎたアナログなプロセス、無意味な長時間労働、さらに深刻さを増した人材不足など、業種や規模を問わず、数々の問題が露わになってしまいました。正論をいえば、『コロナ禍の影響を受けてダメになった』のではなく、『元々ギリギリで回していて、ついにダメなことがバレた』わけです。

IT関連で見ると、多くの企業が感じているIT人材の質と量の両方の不足は、2015年度からの5年間を通じて深刻さが増す一方です。2019年度の調査時点ですでに、調査対象企業の実に3割以上が「大幅に不足している」と回答しています。この数値が改善されるとも思えません。

出典:「IT人材白書2020」IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/jinzai/jigyou/about.html

一部のビジネスは、大幅な変更が不可避

企業には、大胆な変革を迫られています。従来は、移動・現地・対面が前提だった商品やサービスは、移動制限・リモート・非対面に対応することが必要になりました。既存の商品やサービスを一部変更したり、拡張することで対応可能なレベルならともかく、飲食や旅行、交通、物販など、ビジネスモデルと完全に矛盾する場合は、新規開発や別分野との協同、新たな設備投資、人材教育などにリソースを割かざるを得ません。逆に、社会状況が追い風になった物流や宅配、ECなどの業界も、作業量の増加に合わせた人材確保やインフラの増強など、別の問題を抱えています。

さて、その中で、果たして御社の「本業」は何でしょうか?また「強み」とは?確かに、システム運用は、高度で複雑な自社のITサービスを支える上で非常に重要ですが、今は『そもそも、システム運用は自社の本業なのか?』『私たちを支えてきた・これから支えていく、本当の強みとは何なのか?』を考えるべき転換点です。

解決すべき問題はいくつもありますが、ビジネスの大きな変化に対応するために、さらなるコストダウンや省力化、人材確保は、緊急のテーマとして俎上に上がっているはず。自分たちのビジネスとは直接関係ない業務は、最適化・最小化することが重要です。システム運用なら、自社の生き残りにリソースを集中させるために、信頼できる外部のプロフェッショナルにアウトソースする方法があります。これは、重要な経営戦略の一つです。

システム運用をアウトソーシングする?しない?チェックはココだ!
https://un4navi.com/prologue/19073/

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アウトソースすると、組織内にナレッジが溜まらない!?誤解

パンデミックだろうが大規模災害が起きようが、揺るぎないシステムの安定を提供するのが、システム運用の使命。テレワークへのシフトやリモートで処理できる業務の範囲拡大など、この一年もビジネスを支えてきました。しかし、やらなければならないことが大幅に増えたり、変えざるを得なかった一方、人と人が密になれないことで、対面コミュニケーションが非常に難しくなってしまいました。

しかも、システム運用エンジニアに限らず、現場で即戦力となる頼れる人材は、すぐに確保したり、強化もできません。見つかっても、人件費がネックに…。そんな堂々巡りの代わりに、アウトソーシングというオプションがあります。確かに、経営者やマネージャの中には、『アウトソースしてしまうと、社内にナレッジが蓄積できないのではないか?』という声も聞きます。しかし、これらの不安には2つの答えがあります。

システム運用をアウトソース!?コストや効率化だけじゃない真価とは?
https://un4navi.com/efficiency/19047/

一つは、『限られた人材に無理をさせてまで得るノウハウには意味がなく、システムに置き換えた方が遙かに効率的』ということです。ある程度のレベルの日常的な業務は、わざわざ人が処理する必要はありません。システム運用の専用サービスには、自動処理できるロボット(プログラム)が充実しています。初期設定だけすれば、あとは必要に応じて時々見直すことで、属人化が徹底的に排除され、人という貴重なリソースを緊急性が高いより重要な業務に回すことが可能です。何より、エンジニアをストレスから解放するという、メンタル面のプラスは無視できません。

そしてもう一つは、『システム運用はすでに高度で複雑になっているため、組織内だけのナレッジではとても追いつかない』ということです。サービスやネットワークは常に変わり続ける「生き物」なので、どんな規模の障害が、いつ、どこで起きるかはわかりません。社内の体制だけで、トラブルのわずかな兆候も見逃さず、緊急時には的確に判断して、迅速に対応するのは無理があります。システム運用の現場で豊富な経験を積んできたプロフェッショナルでなければ対処できない、いわば「匠の世界」ともいえます。

職人技だからこそアウトソース可能!:現場のプロが語ってみる(5)
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「次」に備えるための、システム運用のアウトソースが最適解

「属人化を排除した、人でなくてもいい作業」と「あの人でなければダメな、プロによる対策」は、一見すると相反するようですが、実は完全に両立します。というよりむしろ、システムによる自動化+人的な対応は、セットで導入しないと高い効果が出せません。

日々のルーティーンワークは専用サービスに任せておき、上がってきたアラートだけチェックして、必要な対応を取ったり、設定をチューニングする。仮に、避けられない修羅場になってしまったら、百戦錬磨のエキスパートに頼り、重大インシデントへの対策を検討する。そのためには、信頼できるアウトソース先と一緒にシステム運用全体をチェックし、どこまで社内のシステムで自動処理し、どこは社外のエキスパートに任せるか見極めるのが、最も費用対効果が高く確実です。

従来の社会常識や慣習が通用しなくなったコロナ禍も、一年を過ぎました。日本のワクチン接種もこれからようやく進むかという一方、変異株や変異種の蔓延、そして秋冬の次の波と、インフルエンザ並みに「共存」できるようになるには、数年掛かるともいわれています。移動制限・リモート・非対面が当たり前な状況は、しばらく続くでしょう。

組織が生き残って、さらに躍進していくには、貴重な社内リソースを自社の強みに集中させ、新たな商品やサービスを開発しなければなりません。そのためには、煩雑な定型タスクはSaaSの専用サービスで処理し、本業以外の、負荷になっていた仕事は経験豊富なプロフェッショナルに任せるのが最適解。いいとこ取りできるアウトソーシングという解決策は、十分、検討に値するソリューションだといえます。

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